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↑にあるものほど新しい。 プレイ記を更新すると一番上に移動。 (単なる語りの場合は移動しません) 完結: OPからEDまで一通りのプレイ記があるもの。 やり込みに関しては、徐々に追加するかも? 停滞中: いわゆる積みゲー状態。 再開されるかどうかは気分次第…。 雑記: プレイ記は一切なし。 主に過去好きだったゲームについてとか。 気になるゲームの話題とか。 ※: 断片的なプレイ記。 懐かしさでプレイし直したゲームだったり。 途中でプレイ記をつけることを断念したり。 最新記事
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HN:若狭
三度のメシよりゲーム好き。
主食はRPG。でも基本的には雑食。 気になるタイトルの発売直後は大抵引きこもる。 ウチの阿呆なコ
ブログペット。
かなり阿呆な発言しかしません…; OTHERS
| ぐだぐだゲーマー生活三度のメシより好きなゲームについて語ってみた。主にプレイ感想とか。 [PR]× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 遙かなる時空の中でその132008/03/11 (Tue) - 遙かなる時空の中で3(完結) …何か、すごいですね…気が付いたら遙かレポも13回目…。
本来の畑であるRPG(FF4)のカテゴリと同じだけ書いてるなんて…! (まぁ、無印も十六夜もひとつのカテゴリーに入れちゃってるから、って言うのもあるでしょうが) 取り敢えず、今回の十六夜玄武組レポートで、一旦更新ストップします。 で、ICO(あまりにも進みが遅いので、レポート書かないと思います)が終わるであろう来月くらいから、やる気のない迷宮レポ(簡易版)をちまちまと書くかもしれません。 たぶん、今までみたいに1人ずつ感想書くのではなく、全体通して印象に残ったことをザーッと書き並べる程度だと思うので、ひとまず遙か3シリーズの感想レポは今回が最終回ということで。 さて、今後のゲームブログですが…そうだなぁ、ICOが詰まった合間に気分展開でやってるFF7でも取り扱いましょうか…? 取り敢えず、玄武組+α(システムとかストーリーとか色々…全体通しての感想とか)。 ・敦盛 蜜月1、巣から落ちた鳥。 助かりそうにない鳥を、それでも助けたいと看病する望美ちゃんと敦盛。 でも、その甲斐なく鳥は息を引き取る。 ……が、翌日、怨霊に……って、うわぁああ!! 怖ッ! 軽くホラーだよ!! 翌朝、鳥の鳴き声が聞こえた瞬間、マジで怖かったです。 「昨夜のは何かの間違いだったんだ、良かった!」って、そんな訳ないだろ。 …バトルになるかと思ったんですが、普通にイベントで浄化できたんで良かったです。 蜜月2、猫。 この時代、猫は珍しかったので貴族が好んで飼っていた…みたいな話を聞いたことがあります。 確かに平家も飼ってたかもしれませんね。 ただ、これまでの描写で動物が怨霊である敦盛に怯える…みたいな描写が結構あった気がするんですが(馬が敦盛に怯える…とか)、この猫は大丈夫だったんでしょうか? 猫が警戒心剥きだしにして敦盛を引っ掻く…みたいな展開を予想してたので、何か普通にほのぼのしててホッとすると同時に何かちょっと納得いかない部分もあったり。 猫って勘の鋭い動物だと思うんだけどなー。 終章~ED。 …………何か、全然印象に残ってない…よ…(ええっ!!?) 恋愛EDとほぼ同じような展開だった気がするんです。 敦盛が自分が怨霊であることを気にしていて、それでも良いのか…みたいな? もっとガラリとシナリオ変えてくれた方が楽しめると思うんですけどね。 それに、元々の立場と言うか設定が設定だけに、いまいち他のキャラほどハッピーエンドっていう感じにならないのが…なぁ。 ま、元々あんまり期待してないから良いのだけれど。 ・リズ先生 蜜月1、秘密の花園。 本来、神子が来るべき場所ではない…みたいな言い回しから、鬼の一族にまつわる場所なのかな…? にしても、リズヴァーン=楽園。 ……何か、すごい名前ですよね。 親の願い満載と言うか…逆にこんな名前つけられたら、重荷になってしまいそう…とか思った私は恐らく異端; サンホラのエル思い出した…(どうでもいい)。 蜜月2、お礼を言う。 先生の言葉が運命を変える勇気をくれた…ということで、お礼を言いに行きます。 望美ちゃんは、先生も運命上書きしてることを知らない…ということになっているので、「お礼を言っても、先生には伝わらないかもしれないけど…」と不安顔。 大丈夫だよ、先生は全部わかってるから。 で、この後白龍に恋愛相談してみると、「今の運命では道が開けない…」みたいなことを言われます。 2章で九郎と一緒に行動しなければならない…って、はぁ? 何それ? アンタ、蜜月1出すためには九郎と行動するなって言ったじゃないか…; ……ああ、これだから巷で先生ルートは面倒くさいって言われてるのか。納得。 一度、2章をやり直して条件を満たした状態で、6章(京)までタイムリープ。 因みに、事前に6章(鎌倉)で先生とのイベントを見ていないと、京に行ってもイベント失敗するらしい…という手の込み様…。 (私は、他キャラ攻略中に見てたので問題なかったですが) 基本的には蜜月イベントは時間跳躍しなくて済む一本道なのに、何故か先生のだけ逆鱗大活躍ですね; 蜜月3、鬼の一族について。 京の星の一族に会って、鬼の一族のことを聞いてみることになりました。 そしたら、以前はあんなに友好的だったお姉さんが、先生に対してだけは物凄い威嚇っぷり…。 ええと、私は遙かシリーズほとんどノータッチなので、鬼が嫌われる理由は何となく程度にはわかるんですが、その恨みや畏怖の強さ、深さはほとんどわからないんです。 特に、仲間たちが、先生が鬼だからと言って特別何かしらの感情を抱いているようにも見えませんからね。 鎌倉で先生が鬼だ何だと恐れられて、「ああ、鬼って忌み嫌われるものなんだなー」と、ようやくぼんやり程度に理解したくらいです。 鬼であることと八葉であること。 これまでであれば、これは相容れないこと…だったのが、今回はそうでもない。 うーん、この辺の驚きとか葛藤とか、1、2に全く思い入れのない私にはポカーン…という感じだったりしますが。 ま、ある意味、望美ちゃんとのシンクロ率が最も高いプレイヤーとも言えなくもないけれど…ちょっとバックボーン(=これまでのシリーズ)に頼りすぎかなぁという感じが否めません。 蜜月1(再)、秘密の花園再び。 京の人々は、鬼の一族を京から追い出した…と。 ま、人間ってそういう生き物だからね。 自分と違うものは、基本的には認めたくないんだよ…。 …そこに折り合いを付けて生きていくのが、社会ってものなのだけれど。 終章。 先生と初めて会った場所…。 …え、これってこの運命でってこと? それとも全部の運命で、ですか? ……運命を何度もやり直してるせいで、色々訳わからなくなりそうです。 全ての運命で考えると、(少なくとも我が家の)望美ちゃんにとっての初対面は春の神泉苑でした。 でも、先生主体で考えると、望美が先生を助けた、鬼の隠れ里が始まり…なのよね? で、この運命で先生と最初に会ったのは、宇治川…だけど、先生も何度もやり直してるんだから、そんな答えで良いの?…とか思ったら、そんな単純な答えが正解でした。 迷いに迷って、神泉苑と答えたら、「何のことだ?」とあっさり返されました。 …深読みしすぎた…。 …あー、先生にとっては何度もやり直してる運命の一場面でしかなかったのかな…神泉苑は…; で、その後、清盛倒したけれど先生は(・∀・)カエレ!の一点張り(…違)。 鬼である自分の運命に、望美ちゃんを巻き込みたくないというのが本音のようです。 ま、帰れと言われてあっさり帰るようなコじゃないので、「先生と一緒にいたい」という自己主張をきちんとしてベストエンド…なのですが、その前にすごく気になった選択肢。 「私が平安を壊す 先生と共に戦うために…」 …ご、ご乱心じゃ…神子殿がご乱心じゃあ…!!(ガクブル) 戦になれば先生は自分を助けてくれると考えた神子が、かつて鬼を迫害した京に攻め上る…って、うっわぁ。 で、先生も先生でちゃんと現れて本当に参戦してくれました。 「私は、そこまでお前を追い詰めていたのか…」 って、うっわぁ。 何か、こうなったらどこまでも堕ちていくんじゃないか、この2人…; と、ものすごく先行き不安になったところで、正規EDに戻ります。 ええと、どこかでひっそりと2人で平和に暮らしました…みたいな感じで良いのかしら? うーん、何か恋愛EDで現代だったから今度は異世界EDってのはわかるんだけど、先生だけは現代に来ちゃった方が絶対幸せになれると思うんですけどねー。 乱心EDの方がインパクト(…と意外性)あって好きかもしれません。 2人が幸せ(?)ならそれで良いじゃないか(でも、あれは幸せにはなれないかもしれないな…)。 やっぱり恋愛EDがいちばんー。 ・全体の感想。 全体的に無印イベントの方がボリュームあって好き。 十六夜は平泉ルートのキャラは割と目新しくて楽しかったんですが、それ以外はやらされてる感が…; 戦闘や技能など、RPGに近い感覚で遊べる部分も多かったので、元々の産地が乙女ゲ畑でない私にも結構親しみやすい雰囲気ではありました。 ま、基本的には作業ですけど…ね。 シナリオは…1人1人のシナリオは割としっかり作られてて、どれもそこそこ面白かったんですが、全体のシナリオは微妙に破綻してるような…? 特に、逆鱗のことを考え出すとタイムパラドックスの問題が…ね(苦笑)。 うん、そこはむしろ気にしたら負けだと言うのはわかってるつもり。 キャラは女の子がマジで可愛いです。 攻略対象の野郎共は…ビジュアルの問題もあって、単品ではどうでもいいかな…という感じなのですが、望美とセットで考えると良いですね。 彼女が皆に愛されてれば、私はそれで満足です。 望美ちゃんを振り回してるようで、逆に振り回されてれば良いじゃない! 攻略対象外は、割と単品でもイケる口ですが…(笑)。 特に、惟盛さんはあの馬鹿っぷりが見ていて微笑ましい…。 たぶん、純粋な好きとは違うけれど、ネタ的に好きだ…。 あとは、泰衡も割と好きかもなー…とか。 別に落としたい訳じゃないけれど。 (つか、落とせるようになった途端、糖度高くなるだろうし、そもそも泰望はあんまり考えられない) 単品じゃないけど一番転がったのは、やっぱり頼朝公と政子様のような気がします。 あー、もうこの2人が仲良くしてれば幸せだ。 世間じゃたぶんかなり嫌われてるだろうけど、大好きだ。 十六夜の大団円ED直前の追加イベントがもうね…、本当に有難うコエ。 人気ない2人にまで、あんなおいしいイベント用意してくれたのが嬉しいよ…。 無双でお馴染みミックスジョイの面倒臭さはフォローのしようがないけれど。 アニメーションは黒歴史。 つか、よりにもよって良いシーンで出てくるので、感動が台無し…。 音楽は青葉と青山が重なったのには、おおっ!って思いましたね。 それ以外は特に耳に残る曲はなかったと思います。 取り敢えず、「あー、面白かったー(いろんな意味で)」と言う感じでしょうか…。 *** そうだ、書こうと思ってて忘れてた、作中に登場する和歌や漢詩のお話。 学のない人間なので、和歌が出てくると頭の中は疑問符でいっぱいだったりしますが、それでもその歌が持つ背景などをたまたま知ってて「おおっ!」と思ったいくつか…。 現代語訳はうろ覚えだったり、かなり適当だったりするので、あんまり信用しない方が良いと思います。 「古への しづのをだまき 繰り返し 昔を今に なすよしもがな」 九郎、6章開始時。 「しず布を織るための糸を巻き取るおだまきが繰り返すように、昔に戻れればどんなによいだろう」 しず布というのは、古い技術で織られた麻織物のこと。 当時で既に古えと呼ばれてしまうのでは、今からだとどれくらい昔なんでしょうね…。 伊勢物語にある歌で、↓の「しづやしづ…」の本歌でもあります。 (既にある歌をモチーフに新しく歌を詠む本歌取りという技法で、本歌とはそのモチーフとなった歌のことを言います) 静御前の歌の本歌を九郎に持ってくるとは…なかなかやりますね。 「しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがなる」 吾妻鏡に登場する、静御前が義経を思って舞った際に詠ったとされる歌。 意味は↑の内容を踏まえた上で、「静、静とあの人が繰り返し呼んでくれたあの頃に戻りたい」くらいの意味。 でも、歌意はこの際どうでも良いと思う。 だって、「しづやしづ」は静という名前じゃないと成り立たないし、この歌の意味どおりに取ると今こそ逆鱗を使うとき…!とか言うことになっちゃうので。 望美ちゃんが自作の歌を詠めるとも思えないしね。 事前に吉野でこの歌を話題にして別の意味を持たせた上で、望美に詠ませるというのがナイスアイデアかなぁ…と。 「天つ風 雲の通い路 吹き閉ぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ」 ヒノエ、バッドED。 小倉百人一首にもありますね。私も先日、授業でやりました。 「空を吹く風よ、天女が通るという雲の中の道をふさいでおくれ。天に帰ってしまう乙女をもうしばらくこの地上に留めておきたいから」くらいの訳。 歌の背景としては、この天に帰ってしまうという天女は、地上に舞を踊りに来ていたという話だったと思います、確か。 熊野でヒノエに舞を見せるイベントがあったと思うんですが、その辺りも合わせて考えると、座布団一枚…!と言う感じ。 「黒雲 城を圧し 城摧けんと欲す 甲光 月に向かいて金鱗開く」 5章福原事変にて、リズ先生。 「雁門太守行」という漢詩の冒頭です。 先生が詠んでいる部分は、これから戦(しかも、敗戦色濃厚)が始まろうとしているピリピリした空気みたいなものを表した部分。 確かに歌の持ってる雰囲気が福原のイメージと合ってるかもしれない…が、生憎先生がこの歌詠むのは福原の一波乱を無事に乗り越えた後なんだな…。 どうせなら、1周目の先生がいなくなる直前とかに詠んでくれてた方がそれっぽかったかもしれないと思わなくもない…かな。 でも、まぁこの歌の最後は「君が黄金台上の意に報い 玉龍を提携して君が為に死せん」と終わるんですが、まぁ要するに「剣を手に取り、我が君のために死する覚悟で戦おうではないか」くらいの意味なので、先生が言いたかったのはこっちの方だったのかもしれない。 でも先生、そうならそうと普通にそっちの部分を引用してくれ、わかりづらいから。 因みに、この漢詩の作者である李賀が得意とするのは、死者の亡霊や妖怪が出てくるもの。 この死者の幽霊や妖怪、怪奇現象もろもろのことを中国では「鬼」と呼び習わすのですが…深読みのしすぎでしょうか? 「君に勧む 金屈巵 満酌辞するを須いず 花発けば風雨多し 人生 別離足」 知盛、壇ノ浦。 元の漢詩(つまりコレ)の詳細は忘れましたが、井伏鱒二訳の「勧酒」の原文…だったと思います。 あれ以上の名訳を私は知らないので、ここには敢えて私の拙い訳は載せませんが、恐らく検索かければ簡単に井伏鱒二訳の全文が出てくると思います(もっとも、すごく有名なので今さら調べなくても知ってる方も多いとは思いますが)。 「サヨナラダケガ人生ダ」と言い切られてしまうと、一度壇ノ浦にたどり着いてしまったら、もう知盛は助けようがない…と言う感じがひしひしと…。 と言うか、彼は助かろうとも思ってなかったので、逆に余計なことを…と怒られそうな気がします。 「君と我 いかなることを契りけむ 昔の世こそ知らまほしけれ」 知盛、終章開始時。 「(こんなに仲の良い)あなたと私は、前世で一体どんな約束を交わしたのでしょうね。それが知りたいものです」…みたいな訳だったと思うんだが。 まさに「…妬ける、な」という感じで、ぴったり。 PR COMMENTSCOMMENT FORM | |