ぐだぐだゲーマー生活

Ch.1/バルマムッサの町

袂を分かつとき。
先を知ってるから、妙な期待をしなくていい。
その分、期待を裏切られることもない。
だけど、私のこの選択が、彼を追い詰めることも知っている……。


・バルマムッサの町
まずは、町を占拠するガルガスタン兵を排除。
その後、今回は虐殺拒否。

「馬鹿なことはやめるんだッ！ 罪もない人々を殺して何が大儀だッ！」
「やはり、きみは幼い…。その無垢な心がうらやましい…自分の手を汚してでも理想を貫く…、それができなければ戦いに参加してはいけない…、いけないんだよッ！！」

うーん、レオナールさん汚れ役任せちゃってごめんね。
そもそも、虐殺はダメだけど、ガルガスタン人はバッサバッサと斬り殺してきたもんね。
…敵と味方の違いはあれど、疾うに人殺しには違いない。
ホントはもう汚れてる。
ただ、自覚も覚悟もないだけなんじゃないか…と思わなくもない。
……でもね。

「…バカだなぁ。戦う意思の無いヤツなんか死人と同じじゃねえか。何人殺したって、死人なんだから誰もとがめやしないさ。それどころか同胞のためになるなら喜んで死ぬさッ」

ポカーン(ﾟДﾟ)
流石に面食らった、これには。
Cヴァイスは何かもうアルガス並に駄目な奴でいっそ清々しい。
しかも、Lデニムと違って迷いがないのがすごいよな…と。

「あなた…、本気で言ってるの？ どうしちゃったのよ、ヴァイスッ！」

…プレイヤーとカチュア姉さんがシンクロする珍しいシーン。
うん、どうしちゃったんだ…ヴァイス君！

「黙れッ、カチュア。俺を馬鹿にしやがって。てめぇもだ。気に入らなかったんだよ、ずーっとな。どうして、てめぇがリーダーなんだッ！」

ポカーン(ﾟДﾟ)
ええええぇぇ、馬鹿になんてしてないよ！
ちょっ…そんな鬱憤、溜め込む前に話そうよ！
わだかまりが大きくなる前に話せばわかり合えた筈だよ、きっと…。
取り敢えず、虐殺の真相を知る者として、レオナール配下のウォルスタ人に襲われました。
ちょっ…、忠誠心ヤバいんだからウォルスタ人はヤバいよ…。
そして、そのままおたずね者になったところで、取り敢えず1章・完。